日々禄

読書禄や日々禄

2022/03/01

今日は三月の始まりだが、寒かったコロナ病棟のオリエンテーション

あー、マスクなしで来る患者やら、ジュースが欲しくて延々とドアを叩く患者

これぞ・・・!

男性比率が高かった。

しかし手当が1日4000円つくらしい。

それなら頑張りたいって思う。期間限定だし。

とにかくマメにアルコール消毒しようって気持ちになる。

 

昨日は12時くらいから彼氏とライン電話して、朝まで繋げてた。

彼氏が起床時電話して来たのが可愛らしかった。

6時くらいに寝ぼけてうんうん、言ってた。

 

疲れた、疲れているー

2022/02/28

今日で二月も終わる

明日からコロナ病棟に1ヶ月の期間限定の勤務となる。

それからは救急病棟の立ち上げ。

新しい人と新しいことの実施・・・

まあ、ちょっと仕事にマンネリして来ていたところなのでいいところだと思う。

 

昨日今日と、新聞を隅から隅まで読んでいる。

昨日は読売新聞、今日は地方新聞

ウクライナ情勢について彼氏ともちろん彼氏父ががとても詳しくて

私もついていけないとなあ、と思ったから。

というか、私はそもそも新聞や活字が好きだ

大学時代周りがアホすぎて、新聞を読むと言ったら引かれたけど、

そういうのを自分自身もっと突き詰めていけばよかったのかなあ。

 

自分が興味を持っていることを大切に、周りに振り回されず。

 

昨日は3時から12時30分まで寝て、16時から18時30分まで昼寝していた。

私は不眠症だと思っていたのだけどそうではないのかもしれない。

 

今日からチャンピックスを飲む。妊娠してるかもしれないに備えて体調を整える。

チャンピックス少し飲んだだけで、喫煙欲求は少なくなる。

やっぱり、喫煙って、単に依存してるんだなあ、と感じる。

チャンピックスの副作用は悪夢なんだけど編な夢を見る。

今日は芸人の東野の不倫提案されて、テクニックのあるキスをされた。

けど、結婚をやめる気あるん?と問い詰めるとないと答えやがって、

私にはお金も稼げて、賢くて、かっこいい彼氏がいるから!って振る夢だった。

一番最初に、お金を稼げて、なんていう自分が浅ましい・・・

私には、浮気願望があるのだろうか?

あと友達と揚げ物作ってる夢とか、歯医者に行く夢とかみた。

 

どうしても、家で何もしていないと、よく寝たりすると焦燥感がある。

焦燥感あるから、散歩したりしてたんだけど

焦燥感にとらわれないことも大事かもしれない。

 

したらいいと思うこと

・新聞の継続

冷え性の改善

 

そう、私は超冷え性

体が冷えているかどうかでリラックス度も全然違うと思うんだなあ。

だから風呂1日2回も入るんだけど。

 

今日はミッドナイト・ライブラリーを読んだ。

昔読んだ、ベロニカを死ぬことにした、を思い出させるが。

とても可能性のある女性の話だった。

 

今日はチキン南蛮と、レンコン蒸しと、ほうれん草のなむるを作った。

普通に、シンプルに蒸し野菜が一番美味しいと思う。

 

彼氏に会いたいな、次はいつ会えるんだろう

今日か、明日か、明後日には会えるはず。

いつも次いつ来るか言わないから、そわそわするよーー

読書録

最近読んだ本

 

1、55際からのハローライフ 村上 龍

定年後の生き方についての短編、軽く読める

 

2、八甲田山死の彷徨 新 田次郎

日露戦争のため八甲田山の寒中実験。最初は長ったらしく感じたが、人がこういう風に狂って行くのだなあ、と感じた。実際の話なので、話としては報われない。

 

3、秋の森の奇跡 林 真理子

不倫の話と、母の介護の話。不倫の話は飽きて来たけど・・

不倫して、ピュアに傷ついている姿は印象的

 

4、ビューティーキャンプ 林 真理子

ミスコンの話、何も考えずサクッと。

終わりは手を抜いてる。がっかり。

 

5、向田邦子 ベスト・エッセイ 向田和子編

ベストエッセイではあるが、私はベスト集でない方が好きだ

 

6、ミッドナイト・ライブラリー マット・ヘイグ

新書をたまには読みたくて、購入

教訓的な本だけど、豊かなこの時代に売れるんだろうなって感じ

 

2022/02/23

昨日はめずらしく夜中ライン電話しなかった。おかげでよく寝た。

8時45分からアラームセットして9時45分に起床。

こんなんするなら初めから遅めにセットした方が睡眠に良い。

 

彼氏の実家に行く。

電車が遅延してる(帰りも)

こんなんで、引っ越しした時、通勤に使用できるのだろうか。。。

 

マルカメ製麺でうどんたべる。

「どうせマルカメ製麺行こうって言って来るから」って予言は当たっていた。

 

彼氏の実家のブロッコリー採取。

お母さんと鳥の話をする。お母さん可愛い。

目がキラキラしている。

 

ブックオフで本数冊買う。

ケーキの切れない非行少年たちをゲットできたのはよかった。

あと宮本輝の本も。

彼氏最初はいつものとうりあまり話を聞いてくれなかったが、

後々色々打ち解けて話した。

 

散歩にいく、行ったことないという裏山を歩行する。

寒いが、日は照っていた。

今日は2022・02・22日。にゃんがいっぱいの日。

猫の日だから、プロポーズでもしてくれんかな、

と思ったがもちろんしてくれない。予定の範囲内。

 

帰り泊まって行くんかなーと思ったが、仕事が早いとのことで家に帰ったので残念。

 

お野菜いっぱいもらう。

キムチ、白菜漬物、わさび菜の漬物、唐揚げ仕込む。

 

スイッチ欲しいなあと思う。

 

友達に彼氏の写真送ってるスクショを送っって

やりすぎたかな、見せすぎてるかなと恥ずかしくなるが、

続けて自分の動画を送ってくれたので和む。

 

私が友達に彼氏の自慢をしたいように、彼氏も親に私の話をしたくなるのかな。

それなら幸せ。

2022/02/21日記

今日の日記

 

2月22日 晴れ 寒い

 

昨日は彼氏が仕事忙しくて、返信なくて不安な気持ちになった。

2時くらいからライン電話。寝ながら寝ぼけて「なぁ」と言って来て可愛かった。

 

11時に病院事務から電話が来て飛び起きる

健康診断の結果をすぐに今日出せと

ゆっくりでいいって言ったじゃないですか!と反論するが、

結果速達でいいことに。

 

事務作業が苦手で遅らせがちになることは反省である。

 

病院に検査結果取りに行く。

コロナ蔓延しているのに、大きな声で話すじいちゃんや親子には辟易である。

 

本を三冊買う。節約傾向であるが、新書の魅力には逆らえず。

メルカリで安く売っていないこと、図書館で新書の予約ができないことを確認。

 

 

買ったのは以下の三冊

 

リュウジ式志向のレシピ

味の素を使うことは気になるが、食に潔癖傾向のある彼氏のために

ひいては自分がわかりやすい料理を覚えるために

わかりやすい、簡単な料理が載っているこの本を買った。

男の書いた料理の本は、きっと男性が好む料理でもあるだろう

 

・ミッドナイト・ライブラリー

暗い本は嫌なので、NYTIMESでベストセラーの本

海外の本は翻訳が極端に合わないこともあったりと、合わないことも多いが

普段読んでいる本のジャンルから離れて見たくて購入

 

スマホ

前から気になってた本。2021年上半期ベストセラー

スマホという身近なものは私は広義的には生活の質を下げているのではと思うふしがあり購入して見た。

 

今日したこと

 

・編み物 飽きて来た

前頭葉側頭葉型認知症についてネットで勉強→後日ケアに落とし込む

また、後日図書館でもう少し詳しい文献を探してみようとも思う。

ケアの主体は、家に帰った際、家族負担がいくら減らせれるかが焦点になる。

本人が落ち着いて過ごせること、家族の負担も減ってばんざんざい

・B級品、サンプル品の服屋を見つけて購入する。4200円。

お洒落したい気持ちはあるが、私は服にお金をかけたくない。これで一生服安くで過ごせるか。

・牡蠣を食す。この時期の牡蠣は美味しいとお姉さんに言われたが確かに甘くて美味しい。とろろに卵入れたもの、オムライスを作って食す

・肩こり酷くて、整骨院、ストレッチポール、ストレッチの実践。体の痛みは心の疲労からきているのか、それとも体自体か。

・彼氏が千枚漬けが好きと言ってたので購入。からあげつくろうと思って肉購入。しかし、疲れて昼寝するとのことで来るかどうかわからないので寂しい。まだ寝てるんだろな、来ないかな。

オーディブルで悲しみの秘義(若松英輔)を聞く。いい朗読だが、やはり書で読みたくなる。私の好きな河合隼雄が出て来てなんだかタイムリーな気分。思想家と言われて確かにと思う。

Netflixの「今、私たちの学校は」を4話くらいまで見ている。面白いっちゃ面白いが、実際中身がないので、こういうのをずっと見てるとバカになるとおもう

シンドラーのリストを20分ほどみる、昔の映画の方が中身がある。昔の人の方が中身があったのでは?

・ぼーっとするためにニンテンドースイッチが欲しい。しかしやるかな?

・妊娠検査薬を買おか迷うが、生理周期的にまだ早い

 

以上、1日を書き出して見て、私の頭の中は忙しい。

そりゃ疲れるわなと思うが、疲れないようにやっていきたいと思う

目標もない、ただ貯金をして、安寧にいきていきたい

賢く生きるための智恵と強さを身につけながら

私は恋人がとても好きだ

私は私の恋人がとても好きだ

 

大切なので、そんな素敵な大切な人が私と一緒にいるはずがない。

幸福である今が、消え去ってしまうのではないか

恋人という存在が、夢なのではないか、妄想なのではないか、

実在するにしても、死別などで物理的にいなくなってしまうのではないか、

と心配してしまう。

 

今日は、9時から19時過ぎの今まで未読で既読にならない

 

事故にあって死んでしまったのではないか、

何かあったのではないかと心配してしまう。

 

今日は私は夜勤明けで、9時過ぎまで仕事をしていた。

昨夜12時30分過ぎに彼氏からラインが着ていた。

それが最後。

 

今日の13時過ぎ、仮眠後、動画を見て、汚い部屋で楽しんでいた。

風が強かった。

鍵をカチャカチャするような音がして、こんな早い時間にこやんやろ、

と思いつつ

がばっと飛び起きた。

誰もいなかった。

 

私の彼氏は運転しながら色々な作業をする人だ。

自分は死なない、とかいって、危なっかしい人だ。

コロナにかかったのに、中等度くらいになったのに、

今も手洗いをしないしワクチンも打たない。

俺は50年後は生きていないんじゃないかとか、いう。そんなの困る。

 

もし事故にあって、風になって私に会いに来てたらどうしよう。

自分の幸せは儚い。人の幸せは儚い。

人の夢と書いて、儚い。

 

好きになった人と、一緒にいて、好きじゃなくなって、

でも結婚とか色んな理由で離れられなくて、憎しみあって

それでも一緒にいるという時間があった人は、幸福であったのではないのだろうか。

 

彼氏がいなくなったらどうしよう、死んじゃったらどうしよう。

お腹に子供はいるのかなあ。

子供は、彼氏の家の孫として育てるのかな、私は一生一人なのかな、

そんな妄想をしながら過ごす、夜勤明けの午後でした。

 

早く、元気に、帰ってこい!

向田邦子氏について

私は向田邦子氏が好きだ。

 

彼女の書を読む人は、懐古主義ではないかと思う、というか私がそうである。

昭和は決して良いことばかりではなかったであろう時代だが、その生活を掬い上げ、

儚くも力強い日々の生活を、文章の中に留めている。

 

向田邦子氏は比較的に幼少から裕福な人生を送ったとも思うが、

昭和の現在と比較すると圧倒的な物資の乏しさ・貧しさの中で、

現代では失われつつある豊かさを描いている。

 

 

 

今、半径50㎝以内にある向田邦子氏の書は

 

・「女の人差し指」 向田邦子 書

 

台湾航空機事故でなくなる前に最後に書いたエッセイである

 

 

 

・「向田邦子の恋文」 向田和子 書

 

向田邦子氏が亡くなって、20年ほど。

妹である向田和子が、遺品の茶封筒を開封した。

そこにあった、向田邦子氏と恋人との生々しい手紙のやりとりと、恋人の日記である。

 

こちらすでに故人であり承諾の取れない向田邦子氏の手紙や、故人の恋人N氏の日記を公開してしまっていいのか、

不倫関係であったようだが、本人がひた隠しにしていた関係を公にしてしまっていいのか、といった批判もある。

私も「え、こんなの公開されちゃっていいの?」という気持ちになった。

しかし、邦子氏を知る上で貴重な資料と感じる。

 

・「向田邦子 ベスト・エッセイ」 向田和子 編

 

いうまでもなく、向田邦子のベスト・エッセイ集である。

「手袋をさがす」は深い自己洞察と決意の文章か。

向田邦子は他人を観察するだけではなく、自己を洞察し続けた人なのであろう。

 

 

他に「寺内貫太郎一家」他、小説も読んだ。

しかしも脚本家が本分のせいか、小説というより脚本に近い印象が強く、

私が入り込めなかったため、読んだのはエッセイを中心となる。

 

向田邦子氏のポートレートは鋭く、印象的な瞳、ファッションはお洒落で、

チャーミングな女性である。

あんな素朴だけど決めたポージング、私は勿論できないが、真似したい。

 

向田邦子の恋文」によると、

向田邦子ポートレートは故人である長きに渡って付き合った、秘められた恋人N氏によるものであったのは、後から知り驚いた。

「なぜこんな印象的な瞳なんだろう」といった自分の思いが、繋がった。

 

ファッションも勿論素敵だ。

手編みの服、手作りの服や帽子。

今でも着たいと思うような、シルエットにあった似合う普遍的で可愛い洋服。

欲しい服もないからと、無難な既製品を買ってしまい、おしゃれをあまりしない私は、驚いたであった。

物のない時代という背景も勿論だが、自分で欲しい物を労を惜しまず、作成している。

私の「着たい服がない」というのは、単に怠慢なのだ。

周りのせいにせず、作るべきなのだ。

とも思ったが、めんどくさがりなのでできない。

せめて手作りのマフラーでも作ってみようと思う。

 

向田邦子が今の時代に生きていたら、どんなファションをするのであろうか。

全身お気に入りのインポートブランドで固めるのだろうか、

はたまたビンテージにはまるのであろうか・・・

そんな空想をする。

 

何より向田邦子氏の考え方や生き方を見習いたいのだろう。

向田邦子氏は明るく、人を放っておけず、家族を立てることを忘れず、

強い力を持って生きていた。料理も好きで得意だった。

 

家を買えば後から付いていると、青山に伸びをしたマンションを購入し、

衣食住にこだわり、猫が好きな人であった。

 

向田邦子氏の言葉である

 

「我が家はでこぼこがあったり、隙間風が吹いていたり、いろいろある。だから考えたり、知恵を絞ったり、いたわりあったりする。そのなかで、気付かされたり、教えられたり、人のいたみをわかったりしていける。何もなかったら、気づかないで終わってしまうかもしれない。そんな風に考えると、あまりイヤなことないでしょ。何事も考え方や気の持ちようでプラスになるし、プラスにしていけるから面白いんだし、楽しい。この家に生まれたのは、運がいいのよ。それを活かさなくちゃ・・・」

 

出典:「向田邦子の恋文」向田和子書

 

 

 

反面、生涯独身として過ごし、「向田和子の恋文」を読んだ後など、

どことなく寂しさも感じる。

私自身の生き方はもう35歳になったが、まだわからない。

いつでも模索していくのであろうと思う。

 

そしてー私は決めたのです。反省するのをやめにしようーと。

(中略)

本当に心のそこから反省して、その結果を実行にうつしている人もいるでしょう。しかし、私の反省は、ただのお座なりの反省だったのです。

それくらいなら、中途半端な気休めの反省なんかしないぞ、と居直ることにしようと思ったのです。魂の底からの反省、誰も見ていなくても、暗闇の中にいても、恥ずかしさに体が震えてくるような塊根がなくて、何の反省でしょうか。日記に反省したと記しただけで、眠る前の、就眠儀式のための反省など、偽善以外の何者でもない、と思ったのです。

 

引用:「向田邦子 ベスト・エッセイ」 向田 和子編

 

 

 

 

私には探している手袋はなく、いつでもすぐ無くすから、

100円均一の手袋でいいかという按配。

邦子氏のようにこだわりはなく生きているが、物の多い時代、

物にこだわらないというのもこだわりの一つなのかもしれない。

 

よき生き方とは何か、幸福とは何か。

時代に合わせて変わっていくものもあるが、

まだ私自身探せてない、普遍的な大切なものが、

向田邦子氏の本の中では見えてくる気がするのである。

私の探している手袋とは、そういった普遍性なのかもしれない。